IDCコンタクトとIPCコンタクトの違い
24.10.2023 |IDCコンタクトとIPCコンタクトは、コンセント、モジュール、プラグ内のケーブルのワイヤーを終端します。この2つの接点の違いについては、こちらをお読みください。
特にプラグには、IDC接点とIPC接点があります。どちらも機能しますが、まったく異なります。
IDCはInsulation Displacement Contactの頭文字です。IDC接点では、ワイヤーがV字型の接点に押し込まれ、ワイヤーの絶縁体を貫通し、銅線に少し食い込むため、電気的接触が非常に良くなります。IDCコンタクトはソリッドワイヤーに好まれますが、高品質のIDCコンタクトは撚り線にも使用できます。
IPCとは、Insulation Piercing Contactの頭文字をとったものです。IPCコンタクトでは、3つの釘状のコンタクトがワイヤーの絶縁体を貫通して押し込まれ、裸線の表面にしっかりと接触します。IPCコンタクトは撚り線に好まれますが、高品質のIPCコンタクトはソリッドワイヤーにも使用できます。
知っておいて損はない:テレガートナーは高品質のコンタクトのみを使用しています。IDC(左)またはIPC(右)コンタクトを備えたテレゲルトナー製品は、常に単線と撚り線の両方に対応しています。
著者
ディルク・トレーガー
テクニカル・ソリューション・マネージャー DataVoice